あゆみ





無事
千秋楽を迎えることができました


演技は得意ではありませんが
好きでした

台詞を覚えたり
自分じゃない人になりきるのは
とても楽しかったです


あゆみの物語は
自分と重なるとこがありました


上京のシーンでは
大学生の時上京してきた自分と重なりました

私の母も
舞台を観にきてくれて

上京のシーンを見て
当時のことを思い出したようで
泣いたと言っていました


あみが
おもちゃを買って買ってと騒いで
新しいの光るの
これでアイドルに変身するのと
駄々をこねるシーンも

私は覚えていなかったのですが
小さい頃の私そっくりだったそうです

私も同じことをしていたみたいで

でも大人になったあみは
我が子のあゆみが同じことをしているのに
気づかずに叱っていました

私もすっかり忘れていたから
同じだなあと思いました


私の母が

いろんな人がいて
いろんな人生があって
いろんな選択肢があるけど
だいたいみんな同じ人生を歩むんだね
と言っていて

たしかにと思いました


あゆみに重なるのは
私たち親子だけじゃないはずです

きっとみんな思い出す何かがあって
だからこそ
見ている人の心に
あゆみは響いたのかなと思います


私の演じていて好きだったシーンは
あみのOLのシーンです

酔っ払って前田におんぶされるシーンは
特に大好きでした



難しかったシーンはお父さんのシーンです

結婚式のシーンで
無口なお父さんが照れて娘の顔を見れず
緊張して固まっているシーンなのですが
かなり苦戦しました

でも母は
私のお父さんの演技を見て
お父さんそっくりで
お父さんの真似をしてるのかと思った
と言っていました

親バカなのか?
私のお父さんはあんなに間抜けなのか
の二択だと思います(笑)



稽古から千秋楽までの2ヶ月間は
私の中の大切な思い出の一つになりました

舞台をやらせてもらえて
よかったです

応援してくれてありがとうございました


これからの
ツアーとアルバムも頑張るので
よろしくお願いします。