私は観覧車は苦手です🎡
ブログ開いていただいてありがとうございます
こんにちは!宮田愛萌です。
水野美波さんの「恋を知らない僕たちは」を読みました。
実は秋マン‼︎で1巻を読んでみて
面白すぎてハマっちゃって、
今出ている4巻まで全部一気に読んじゃいました✨
複雑な恋模様のお話で
視点が変わるとこうも変わるのか〜となります
早く続きが読みたい……(4巻は出たばかりです)
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握手会やレターで
「載せてほしい!!!」
と言われていたので、、、
かなり前の話になってしまいますが、
書き出しを載せようと思います(*´꒳`*)
躊躇っているうちにどんどん時が過ぎて
どんどん載せづらくなってきたので
ここはドンと潔く!
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夏休みは魔法だ、と思う。
たった1ヶ月されど1ヶ月の休みは、夏期講習だとか部活だとかで何だかんだ忙しくて、仲の良い友達に会う暇もなくあっという間に過ぎていく。
そうして久し振りに会ったクラスメイト達は、見た目はそんなに変わっていなくても中身だけが妙に変わっているのだ。
パラレルワールドに迷い込んだみたい。
新学期初日、私はまだ眠気の覚めないぼんやりとした頭でそう思うのだった。
「おはよ!」
机に突っ伏して携帯を見ていると急に背中に衝撃があった。
「誰?ヒロカ?」
「正解!」
はしゃいだ声につられて起き上がる。時計を見ると8時10分過ぎで、そろそろ携帯をロッカーにしまわないと先生が来ちゃうな、と考える。そう考えて、ふと、休みが終わったんだなと実感した。
「あれー?髪切った?」
「いや、切ってないけど。」
「ふぅん。なんか、変わった気がした。」
変わったなんて。そんな訳ない。だって私には何も無かった。
「気のせいじゃない?…あ、でも、前髪は切った、かも。」
自分もパラレルワールドの住民だなんて認めたくなくて、本当は伸ばしている前髪を切ったなんて嘘をついた。
「前髪か〜〜!」
ヒロカが納得したように笑った瞬間に、チャイムが鳴る。私は急いで携帯の電源を切ってカバンに滑り込ませた。ロッカーには朝礼後にしまえばいい。
「ヒロカ、先生来るよ。靴履き替えないと怒られる。」
ローファーのままのヒロカに向かって言うと、ヒロカはちらっと教室のドアを見て
「うわ、やば。ほんとだ来ちゃった。」
と嫌そうに声を出した。
「あと携帯も。次持ってるのバレたらやばいんだからせめて機内モードにしておきなよ。」
ヒロカのため、というよりは自分たちの朝礼が遅くならない為に言った。ただでさえ、朝は混むのだ。朝のギリギリの時間になって英語室までダッシュなんて、最悪だ。
「はいはーい。…あ、そうだ。」
ヒロカがかがんで私の耳元に口を近づける。
「ヒロカさ、彼氏できた。」
「…え」
「また話すわ!」
そうして取り残された私はそこで気づく。私が変わったんじゃない。ヒロカの見ている世界が変わったんだ、と。
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やっぱり一度書いて提出したものは
自信を持って示せるようになりたいと
思ってはいるのですが、
なんだかやっぱりこそばゆい感覚になりますね
もっと勉強しよう……
地味に明里祭が開催されている……笑
お読みいただきありがとうございました
ばいみん♪