『ひきなみ』は、島という閉ざされた世界の息苦しさや、女性として生きていくことの生きづらさを、閑かに描いているように思いました。

どれだけ他者を大切に思っても、ひとつになることはできない。だけど、その存在や言葉が救いになることはある、ってことを改めて感じて、すごく素敵なお話で、好きだなって思いました！

本当に好き。大好き。

　

私、千早茜さんが大好きということを繰り返し言っているのですが、実は『透明な夜の香り』と『ひつこく わるい食べもの』はサイン本を持っているのです！！！

だから『ひきなみ』も絶対欲しいなぁ！と思って、父に頼んで車で同じお店に連れて行ってもらったんです。そしたら置いてなくて……😭

本当に悲しいと思いつつ、先に述べた2つはサイン無しを買って読んだ後にサイン本に出会って買っているので、もしかしたらこれから先で会える可能性もあるかなー？と少し期待しております。

会えますように！

　

　

そして、『スモールワールズ』もすごく良かったんです！！！これは書店さんで2列も平積みされていて、帯やポップにも惹かれたので気になるなーって思って、一穂ミチさんの本は読んだことはなかったのですが買ってみたのです❤︎

　

なんでもっと早く読まなかったんだろう！

と思うくらい素敵な本でした！

短編集ですが、没入感と余韻がすごくて全然短編に感じないのです。それに、ふだんはなるべくゆっくりと文章を追うように努めているのですが、ちょっと難しいなと諦めてしまうくらいに続きを早く読みたくなってしまうお話ばかりです。

　

こちらもすごくおすすめです！

　

　

読書って楽しいな〜！

次に読もうと思っている本も買ってあるので、しあわせです😎